日時: 2026年9月13日(日)
天候: くもり時々晴れ
場所: 生駒市高山町・高山サイエンスタウン周辺
参加人数: 21名
雨予報でお天気が心配された9月13日。
当日は蒸し暑くなり、時折晴れ間ものぞくお天気となり、
無事に「バッタの運動会」を開催!
高山サイエンスタウン周辺に広がる草地を舞台に、
虫取り網を片手に、まずはみんなでバッタ探しに出発です。
「あ、いた!」
低い草が広がる草地を歩いてみると、次々と飛び出すバッタたち。
子どもが追いかけると、バッタがぴょーん!
また追いかけると、さらにぴょーん!
…すでに運動会が始まっているようです。
この日確認できたバッタの仲間は、
マダラバッタ、トノサマバッタ、クルマバッタモドキ、ショウリョウバッタモドキ、
ショウリョウバッタ、オンブバッタ、ツチイナゴ、コバネイナゴなど。
バッタ以外にも、チョウセンカマキリ、オナガササキリ、ヒメアカタテハ、
オオスジメバチ、ウスバキトンボなど、さまざまな生きものに出会いました。
頭上ではウスバキトンボが飛び交い、林からはツクツクボウシの鳴き声。
ノウサギのフンも発見!
夏から秋へと季節が移り変わる高山の草地には、たくさんの生きものが暮らしていました。
たくさんバッタを見つけてくれたので、3つのグループに分けて、ジャンプ大会を開催しました。
① とんがり頭部門
ショウリョウバッタ、ショウリョウバッタモドキなど
② ぼうず頭部門
トノサマバッタ、ツチイナゴなど
③ キリギリスの仲間部門
さあ、どんな違いがあるのでしょう?
③ キリギリスの仲間部門では、キリギリスの仲間は、あまり遠くへ飛ぼうとしません。
一方、① とんがり頭部門で見事なジャンプを披露したのが、小さなショウリョウバッタモドキ!
小さい身体を活かした身軽で華麗なジャンプは、7m超え!
「飛んだ、飛んだ!!」
大人からも子どもからも歓声が上がります。
観察していると、同じ種類でも、大きなメスより身体の軽いオスの方が遠くまで飛ぶ傾向も見えてきました。
②ぼうず頭部門では、
いよいよ、トノサマバッタたちが登場。
スタートすると……
大・大・大ジャーーーンプ!!
コースを大きく飛び越え、そのまま彼方へ。
「あれ?どこいった!?」
私たちの視界から消えてしまうほどの大ジャンプ。測定不可の場外まで鳥のように飛んでいきました。
さすが、草原を代表するバッタです。
今回初めて開催した「バッタの運動会」。
実際にやってみると、競技の方法など「次はこうしたら!」という改善点もいろいろ見つかりました。
でも何より印象に残ったのは、バッタたちの驚くべきジャンプ力!
普段は何気なく通り過ぎてしまう草地も、少し目線を低くして探してみると、いろいろな種類のバッタが暮らしています。
そして、捕まえて、じっくり姿を見て、実際に飛ばしてみると、
「このバッタはよく飛ぶ!」
「こっちはあまり飛ばない」
「同じ種類でも違う!」
そんな発見が次々に生まれます。
生きものを知る一番の入り口は、やっぱり一緒に遊んでみることなのかもしれません。
「すごいな、すごいな」とバッタの力に驚き、夢中になる子どもたちと一緒になって走り回り、大人もすっかり童心に帰った観察会となりました。
たくさん飛んでくれた高山のバッタたち、ありがとう!
そして、たくさんの生きものと出会わせてくれる、高山の里山にもありがとう。
来月はいよいよ秋の高山!自然観察会でお会いしましょう。